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みんなのクレジット狂騒曲_結局いくら儲かっていくら損しそうなのか?(2017年末版) [ソーシャルレンディング(みんクレ)]

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業務停止命令に加えてYahoo!のトップニュースにも掲載されるほど混迷を極めているみんなのクレジット。
貸付先であるブルーウォールジャパンとの調停は成立せず、今後は更なる法廷闘争の運びとなりました。
事の顛末の詳細は他のブログやニュースに譲るとして、ここでは、結局のところみんなのクレジットでいくら儲かって、損しそうなのか?ということを考察したいと思います。
2017年7月末時点でも同様の考察を行いました。
今回は2017年末時点における収入と損失(見込み)について記載していきます。

■収入
みんなのクレジットからの収入は2016年~発生しています。
2016年
配当による収入は、29,152円(税引前)でした。
キャンペーンによる収入は、144,500円でした。
合計すると173,652円となります。
振り返ってみてもキャンペーンによる収入が非常に大きいことに改めて気付きます。

2017年(1月~12月)
配当による収入は、74,273円(税引前)でした。
キャンペーンによる収入は、47,000円でした。
2017年の合計は、121,273円です。
2016年と2017年の総合計で、294,925円です。

※なお、ソーシャルレンディングにおいては、いったん源泉徴収税が差し引かれますが、確定申告をすることでほぼ全額取り返すことが可能です。
本記事では、より実態に即した計算とするため、税引前金額を収入の金額としています。
確定申告関連はコチラの記事をご覧ください。

■損失(見込み)
2017年12月末時点で、みんなのクレジットへの投資残額は848,721円です。
ただ、損失側の計算は少し難しいです。というのも返済不能が決定したわけではありません。さらに返済不能になったとしても、保全率があるため、元本の一部は返還される可能性があります。

■損益(見込み)
そこで、以下のグラフにて損益を試算してみました。
横軸に元本の返還率をとります。返還率とは、投資残額の内、返還される率を示します。例えば返還率0%だと、投資残高約85万円全額が返済されないということを示します。10%だと、投資残高約85万円の内、10%が返還されます。すなわち、約76万5千円の損失です。
縦軸には損益をとります。損益=収入-損失で計算しています。
例えば、返還率10%の場合、
損益=294,925円-763,849円=▲468,924円となります。
みんクレ損益計算_2017年末.PNG
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実線が2017年末時点での計算結果で、破線が2017年7月末時点での計算結果です。
ほとんど重なっていますが、金額にすると、17,000円程度改善しています。これは、8月~12月の間、配当が支払われたためです。ただ元本の償還がほとんど無かったため、大幅な改善とはなりませんでした。

2017年12月末時点の私の状況ですと、元本返還率が65%を超過しないとトータルで損失が発生することになります。
実質20%弱の保全率ですから、損益の現実的なラインは赤丸で囲ったあたりになりそうです。トータル40万円前後の損失でしょうか。
投資は自己責任とはいえ、痛い損失ですね。

今後元本が償還されれば状況も変わってきます。
引き続き、状況を注視していきたいと思います。


ラッキーバンク

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